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矯角殺牛

こんにちは。北大そばノルテ2のスタッフWです。
気付けば師走。なんだかあっという間に年の暮れですね。

「師走筍寒茄子(しわす・たけのこ・かんなすび)」

…ふと興味が湧き「師走」の付くことわざを検索してみると、こんなことわざが出てきました。

春が旬のたけのこ、秋が旬のなすび。ともに昔は12月には食べる事が出来なかった事から、「望んでも叶わない事」を指すのだそうです。

今のようにハードディスクのない遥か昔の時代から世代を超えて記録され受け継がれてきた「ことわざ」には、人類の叡智というか、ある種の力強さや美しささえ感じられますよね。



さて先日の事です。この時期ノルテ2ではお客様にお出しする年賀状の準備に追われています。

デザインなんて「師走筍寒茄子」である私スタッフWは、普段から何かとセンスのいいスタッフ「K」さんに、お客様にお出しする年賀状のデザインを依頼したのです。

依頼を受けたスタッフ「K」さんは、年賀状作成ソフトで一所懸命デザインをレイアウトしていました。

そんな作業中の横を、たまたま私が通りかかったのです。

画面の白いハガキの上に、来年の干支である牛だとか、その他ひょうたんやら花の模様やら何やら、にぎやかに乗っかってます。乗っかっているのは良いのですが、牛の角(ツノ)や「元旦」という朱色の烙印が明らかにハガキの枠をオーバーしているのです。

私は図柄が『枠からはみだしている』という事にどうしても我慢がならず、言ってしまったのです、「牛の角とか切れてたら気持ち悪いよ」と。

スタッフ「K」さんは、「えぇ?そうですか?私は全然気にならないんですけど…」とか言いながら、上司である私の台詞を気にかけてしまったんでしょうね。後日提出されてきたデザインは、僕がチラッと画面を見た時の元気さが影を潜めた、こじんまりとした出来のものでした。牛やひょうたんの画像が縮小された事により、明らかにハガキから発するパワーが以前の物より削がれてしまっていたのです。

僕の不用意な一言がスタッフ「K」さんの奔放なデザインを殺してしまったんです。こんな時にことわざが浮かんでくるものなんですね。

「矯角殺牛」(角を矯めて牛を殺す)…少しの欠点を直そうとして、かえって全体をだめにしてしまうこと。

…昔から受け継がれてきたことわざって、必要だから、使われるから後世に残っていったんですね。今回身を以って知りました。余計な事言ってごめんよ、スタッフ「K」さん。m(_ _)m

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2008年12月05日 05:16に投稿されたエントリーのページです。

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